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米沢穂信「クドリャフカの順番」「遠まわりする雛」「ふたりの距離の概算」

古典部シリーズネタ割ります
クドリャフカの順番
文化祭、自分は生徒会室に籠もってうだうだしながら、室内楽の演奏の時だけ外に出るみたいな感じだったのでなんというかアレでしたね。。。
クラスの出し物とかめっちゃ非協力的だったしスッゲー恨まれてそう:;(∩>﹏<∩);:

んで本の中身ですけど、「期待」ってワードが象徴的で結構抉りこんできますよね……
里志の、「微妙な男心ってやつだよ」とかかなりアレですよ
千反田も、奉太郎を始め関係各所に期待して回ったっていう話だしな
ちょっと方向は違うけど、摩耶花も自分の漫画と夕べには骸にを比べて云々みたいのも同じような内容の話で、要するに前回でちょっとやった、能力ある奴は云々みたいな話の別視点版みたいな感じなんですよね
古典部の彼らや、河内先輩、田辺先輩辺りの述懐が響いて、ラストの大団円は大団円だけど、なんとなく切ないような気持ちにさせられますねこれ……

で、みんなの期待の的奉太郎が解いた謎だけど、今回のは解こうと思って読めばカンヤ祭の歩き方33Pから盗まれてるっていうのは分かるし、そうすれば陸山がクのターゲットで、陸山からクドリャフカの順番が失われたのは明白だったのかなぁって思いますね……
田辺が犯人って言うのもアジムタクハとパンフ製作の二方向から迫れるし、割と解きやすい感じしましたね
ま、先が気になって読み抜いちゃったから、謎解き出来なかったけどね^^;
複数人の視点から文化祭を書いていくの面白くって読むの止められなかったですよ。。。
えるたその天然お嬢様っぷりとか、摩耶花の漫画論とかコスプレ(♡のブローチを顔面に投げられる)云々とか、里志の出し物実況とか読んでて飽きなかったですね

遠まわりする雛
「やるべきことなら手短に」
里志の、「音楽室まで足を伸ばしていた方がモットーに適うことになる、今日の屈託は高くつくかも知れない」っていうの、どうなんでしょう
薔薇色を受け入れるなら音楽室に行く、受け入れないなら知らんがなで通す、保留なら秘密倶楽部の張り紙を自作自演するってことなんですかねぇ
里志の主張って、いつものように薔薇色をはねのけたいならそうすべきで、そうでないのなら保留なんてせず最初から受け入れる方が後々楽だぜ、っていうことっぽいですよね???
でも、音楽室も秘密倶楽部もどっちを解き明かそうとそんな変わりないように思うんですよね
アニメ二話で千反田が「奉太郎さんは閉じ込められたアレも秘密倶楽部のアレも解決してくれたじゃないですか」みたいな言ってたけど、その秘密倶楽部が音楽室に変わるだけなんじゃないかなぁって
それとも、千反田を騙してアレするのは良くないみたいな話なのかなぁ
手作りチョコレート事件で里志の話に合わせることになったのが伏線回収先なのかなぁって最初は思ってたけど、なんとなく腑に落ちない感じするんですよね
なんか意見あったらコメくだしあ……
「大罪を犯す」
教室の1-A札を誰かがイタズラして1-D札に変えたんだと思ってたけど、そんなイタズラ高校生にもなってしねーわな……
日常ストーリーみたいなのいいですね
高校時代思い出して心臓吐いてる
「正体見たり」
馬鹿だから、雨戸ってなんや……っていうのアニメ見るまで把握出来なかった(鎧戸って言われればイメージできるけど、雨戸だとあの針金組んだ虫除けのを想像してしまって光を遮るとか意味不明ってなってた)のでまともに推理出来なかったですね
アニメ版最後に救いある1カット入ってたけどあれどうなんでしょうね……
正体見たりっていう題から離れてしまうし、古典部シリーズを読了した後のなんとなくさみしい感じが無くなっちゃうなぁーって思ってしまいました……
「心あたりのある者は」
千反田と奉太郎がベストカップル過ぎてアレ……
こんなゲームできる人世界中探して100組も居ないっすよ
「あきましておめでとう」
正体見たりでちょっと語った話を解決に使うの最初は普通に思ったけど、これ何年も経ってのことなんですね……
閉じ込められるイベって京アニつながりでクラナドの体育倉庫みたいなアレ絶対入るんだろうなぁ
帯ほどいちゃったえるたそを妄想しちゃってみたいな入れるんだろうなぁ
「手作りチョコレート事件」
良い……
里志の内面吐露が激アツですよね
理論武装が過ぎるみたいな話もあるけど、経験から来てる話だしなぁ
里志ってキャラの人間性を提示する感じすごい好きです
なんかあんま言うことないッスね
ただただ読んで欲しいですはい
「遠まわりする雛」
表題作ですね
ここにきて奉太郎が自分千反田好きやん……みたいな気付いたって所ですよね
十二単着られて、「しまった……」とか、「ところでお前が諦めた経営的戦略眼についてだが、俺が修めるというのはどうだろう?」とか実にアレ
桜を背景に雛の千反田が傘を差されて歩くところ、わたし、アニメで見たいです!!

ふたりの距離の概算
まだ1回しか通しで読んでないのであんまし踏み込んだこと書けないですね……
ただ、千反田のことをなんでも知ってる脅迫者みたいに思い込んでるっていうのは気付きました
まぁ、再三千反田は恐い奴だって思っているのは匂わされてるから胸張れることでは無い感じ
マスカルポーネクリームを頼んだのが矛盾みたいなのは気付かなかったから余り意味無いしね……
その二つから導ける友達を指弾されるのが恐いっていうのを前提に摩耶花退部云々を読み返すと意味が全く変わってくるのは凄いなぁ。。。って思いました
マラソン大会、一年目は馬鹿正直に走って心臓破かれたので、二年目は友人と一緒に走ったのですが、友人リタイアしたい感じしたし付き合わせて全部走らせちゃったのかなり悪手だった感じ今思い返すとヤバイですね。。。



ねぇ、この文章めっちゃくっちゃ長いけどこんなん最後まで読む奴いるの???????
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読んでますよ

アミルスタン羊から遡ってここまで読ませて頂きました。
この方の本を読んでいる人が身の回りにいないので、共感出来る意見があると、つい「分かる!」と言ってしまいそうになりました。(えるたそ〜の所とかw)
小市民シリーズは読みましたか?
もし読んでいないなら、是非読んでみてください!

>>読書好きさん
米澤穂信さんって暗いイメージの本が多くて、あんまり読んでもらえなかったりするんですよね。。。
小市民シリーズは読みました!
秋期限定栗きんとん事件、クドリャフカの順番やボトルネックのような才能が云々みたいなテーマの話でかなりエグいなぁ、と思いつつ、早く冬季限定が読みたいなぁってかんじです